先月、ITパスポート資格を取得しました。
結論から申し上げますと、資格を取ろうと決めてから実際の取得まで約1ヶ月ほどかかりました。
前提情報として書いておきますが、私は工業系→音楽系の学校に行っていまして、一応高校時代に工業数学等はやっていたもののほとんど忘れてしまっているといった状態です。
資格を取得してみて、1ヶ月もの時間をかけた割には点数的に大した出来では無かったな、、、というのが自分なりの感想です。
が、実は勉強の仕方がちょっと間違っていた部分もあるのでそのあたりも共有しておこうかと思います。
学習教材として使ったのはコレ
イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生のITパスポート教室
まずテキストとしてこちらを2週間くらいかけてじっくり読み込みました。
1週間経過したあたりから後述の過去問道場に取り掛かった感じです。
もう一つ、初心者への超定番オススメ本として「キタミ式イラストIT塾 ITパスポート」があります。
両方見比べて、私は「栢木先生の〜」が試験を受ける上で要点がスッキリしていて読みやすいなーと思ったのでこちらを購入しました。
ちなみにキタミ式は、ITパスポートの上位資格である基本情報技術者の本を購入しています。漫画でスッと入ってくるので基礎数学等はこちらのほうがわかりやすいかと思います。
ITパスポート試験ドットコムの過去問道場
ある程度知識を入れたらその後ITパスポート試験ドットコムで過去問を実践的に解いていきました。
https://www.itpassportsiken.com/
1日1回はこちらの模試をやっていて、わからない部分があればテキストを読み返したりググったりしながら理解を深めていきました。
試験の1週間前くらいにはほぼ80%越えできていました。
そもそも勉強の方法が間違っていた
実際に試験を受けてみて、自分の勉強の仕方が間違っていた事に気が付きました。 ※テキストや過去問サイトに非はないことを先にお伝えしておきます。
・・・というのも、私は古い過去問ばかりやっていたんですよね。
そもそもITの知識はドッグイヤーと呼ばれるほどなので毎年、というか体感としては毎月といってもいいくらいどんどん変化しているわけです。
ですので、当然のことながら新しい問題の比率が多くなります。でないと現場で全く意味をなさない資格になってしまいますからね。(そもそもITパスポートが役に立つか、という話題はここでは触れません。)
新しい知識の理解を先に深めておく必要があったな、というのが今回の反省点です。
とはいえ、レガシー技術に関しても現在使われている物もあります。現在使われている技術の前提となる技術も多くありますので、覚えておいて損はないと思います。
ITパスポート試験をやってわかったこと
現在、私はインフラエンジニアの勉強をしていますが、こちらでもITパスポート試験で出てくる専門用語がかなりの頻度で出てきます。
インフラ系の本を読んでいてもわかりますが、ITパスポートで出るくらいの超基礎レベルがわからないと先には進めません。
今はAWSを中心としたクラウドインフラ系の勉強をしているわけですが、例えばITパスポートにも出てくる「オンプレミス」とか「DNS」とか、そもそも前提がわからないと何言ってんだコイツ??ってことになりかねません。
ですので、より上位の知識を吸収するためにはITパスポートの知識は最低限必要だなと個人的に思いました。
また、ある程度数学やテクノロジーの基礎がある方でしたら基本情報技術者から受けてもいいかと思います。
全くITのことがわからないという方でしたらまずはITパスポートから入ってみてもいいのではないでしょうか?
オッサンの割にはまあ頑張ったな!と、これから取得予定の初学者さんの励みに1%でもなれたら幸いです。
以上、アラフォーが1ヶ月かけてITパスポートを取得したのでやったことを記録しておくの巻でした!
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