30代後半でITインフラ未経験からインフラエンジニアになったヒラノです。
私の場合は、フリーランスのWebディレクターからITエンジニアになろうと決意した時から約9ヶ月後の転職でした。ツイッターの記録によると、勉強したトータル日は約180日、417時間です。
最初は何からやったらいいのか全くわからず、最低限の基礎知識を身に着けなくてはと思い、ITパスポートを取ってからAWSの勉強をはじめました。
AWSについてはPython学習時にCloud9を触ったことがあるくらいで、詳細は全くわからないままでした。
「最近オンプレからクラウドへの移行の波が来ている」「アメリカのAWS SAA資格保有者の年収が高い」といった話だけはツイッターやニュースで見ていて、期待感のみで動いていた感じです。
エンジニアになろうと思った方はいろいろググったりして情報を得ながら、とりあえず自分で何かしら勉強をはじめるのではないかと思います。
とはいっても、ITエンジニアと呼ばれる仕事の領域はどれをとっても難しいです。
私は1月からRaiseTechというオンラインスクールのAWSフルコースを受講し、同期の10人中3人しか最終的に残らず、そのうち未経験者は私ともう1人だけでした。
いろいろありながらも最後までどうにかやり遂げ、約半年間勉強をしてきた中で、私の心がけてきたことを書き留めておきます。
勉強への投資を惜しまない
カフェ代、技術本、Udemy講座などのためのお金を惜しまないこと。
エンジニアは勉強の日々です。
私が最初に買った本はITパスポートの資格本でした。
目的をクリアするために必要な基礎知識をパッと技術本で読めると非常に便利です。AWSの資格や構築のための本は何冊も購入しています。資格取得の際、この本には死ぬほどお世話になりました。
また、後述の環境作りにも関わるのですが、自宅で勉強できないタイプの方はカフェ等で集中するのがオススメ。
私は朝食ついでにファミレス等で勉強していました。
現金派の人は毎月カフェ代だけ別途封筒などに分けておくといいかも。勉強のためのカフェ代を優先しましょう。
自分に合った環境を作る
先程のカフェもそうですが、自分に合った勉強環境を作ることです。
私の場合は自宅の部屋にエアコンや外部モニターを設置したり。あと、机もなかったのでそこからはじめました。
お店などの騒がしい場所が苦手な人は図書館やコワーキングスペースもありです。
ちなみに私はエンジニアになってからこちらの4K 27インチ外部モニターを2枚購入しました。
作業領域が倍以上になり、控えめにいって最高です。もう一枚購入を検討してます笑
実は、転職する前の学習中にモニター買っておけばよかったな、、、と後悔してます。理由は、勉強の効率が飛躍的にアップするからです。
使い方としては、Qiitaやブログ記事を見ながら作業したり、Kindle本を開いたりですね。エディタやコンソール画面もいくつか同時に見比べることができると最高です。
20〜24インチクラスでもいいので、ノートPCのみの人はできれば外部モニターを使うようにしましょう。
時短を心がける
一番大事な部分がコレ。物理的な時間がなければ勉強はできません。
ですので、私は日々の作業の時短を心がけるようにしました。
例えば、洗濯の時短のための洗濯乾燥機を購入したり、時には食事をテイクアウトでササッと済ませたりといった工夫です。
エンジニアという職業につきものの「時短・効率アップ術」を常に考えられるようになっておきましょう。
1日最低30分は勉強の時間を作る
1日30分の勉強習慣をつけること。
勉強はどの業界でも大事な事ですが、特にエンジニアは職についてからも毎日が勉強です。
私は、仕事と家事をやりながらでも1日30分の勉強時間を意識的に取るようにしています。
忙しい人でも時短を心がければ30分なら誰でも作れるはずです。
勉強は筋トレと同じで、最初から長時間やろうと決めると挫折します。
そのためには、タイマーをセットして、まずは5分、次に10分、慣れたら30分以上と徐々に長時間できるようにしていきます。
Macの方ならAS Timerあたりが簡単でオススメ。
勉強は導入部分が一番大事で、「今日は5分だけやろう」と決めると案外集中モードに入って30分以上できたりします。
この時、もし疲れたら5分でやめてしまっても大丈夫です。次の日に同じことをやりましょう。
禁酒・体調管理をする
当たり前といえば当たり前ですが、以前の私はこれができていませんでした。
具体的には体力作りの筋トレと節制です。
一定の体脂肪をキープする、プロテインを飲むなどですね。
筋肉とサプリメントに関してはなかやまきんに君の動画が参考になるので、観たこと無い方は絶対に観たほうがいいです。
初心者はこのあたりから。
あとはお酒を飲まない、タバコを吸わない。
お酒はたまに飲んでいたのですが、今自宅にいる時は1適も飲んでいません。去年親友に会った際に1度だけ飲んだくらいです。冠婚葬祭を除くと大体年に1度のペースです。
お酒を毎日飲んだり度を越すと内臓が疲れたりと身体に炎症が起きてしまうため、筋トレとの相性も悪く、なるべく飲まないほうがいいなという判断です。
また、飲酒をして頭が冴えることないので、頭脳労働であるエンジニア職との相性も良いとはいえません。
どうしてもお酒を我慢できないという方は、体調が最高にベストの状態で、かつ勉強のご褒美に飲みましょう。
以上、駆け出しエンジニアが心がけるべき5つのことをまとめてみたでした。
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