Python学習中のヒラノです。
最近、Python学習が楽しいです。
なぜおっさんになってからわざわざPython学び始めたんだ?って思われる方も多いでしょう。私も自分で「どうしてだろう?」って思ってたりもしたので、この記事では『おっさんがPythonを学び始めた理由』について10個にわけてまとめてみました。
※注意※ この記事は特におっさん向けになっていますので、世の中のニートギリギリのおっさん、すでにニートと呼ばれなくなったおっさん、子持ちのおっさん、リストラされたおっさん達が読んでちょっとでも元気になってくれたら最高です。
おっさん向けの肩や背中を痛めた時の整体レビューも書いてますのでよかったら見ていってやってください。
時給を上げたかったから
その1は『時給を上げたい』です。超シンプル。
世の中の大半の方がこの問題に悩まされていることでしょう。つまり、「うわっ、私の時給低すぎぃぃ、、!?」問題です。
現在の私の時給を計算すると2,000円ちょい。この時給をとりあえず5,000円まで上げたい!という思いがふつふつとこみ上げてきました。
んで、Pythonを機械学習までマスターしたらけっこう稼げるんじゃね?って思ったんですよね。
ソースはこれ↓
2016年4月時点で、IT技術職の求人倍率は3.29倍となっており、多職種に圧倒的差をつけており、企業が支払う平均時給は3000円をゆうに超えています。
雇われの身で時給3,000円はなかなかいいですね。
まあしかし、学習を始めた当初はPythonプログラミングは興味本位で手を出しただけなので完全に後付けです笑。
実際はPython以外にもデータベースやフロントエンドの言語等の知識が必要でそう単純にはいきませんが、とりあえず足がかりにはなるんじゃないかなーと考えてます。
時給を上げる目的で学習し始めるのに年齢は関係ないよ!ってことをとにかく言いたい。
究極のめんどくさがりだから
私は究極のめんどくさがりなんですよ。
ちょっとしたことでも、「なぜこんなことを毎日毎日繰り返しやらなければいけないのか、、、」と疑問が生じてしまう性格です。
プログラミングはそういった日々の『つまらない繰り返し作業』に向いてます。
「めんどくさがりはプログラミングやれ」みたいな名言も過去に何度も聞いたことがあります。
私は究極のめんどくさがり屋なので、外に買い物行くのもだるいし、Amazon経由で指先一つで買い物する時さえ、探すのがめんどくさくて、「自分に向いてる最高のやつくれよ。」って言いたいくらいです。
なので、そのあたりを全て自動化したいなって思ってます。
既にAmazonを代表とするECサイトでは、『あなたにはこれがオススメ!』とか、『これを見た人はこれも買ってます』とかすでに実装されてます。でもコレ、なんか違うんですよねえ。。
なので理想は、『自分が本当にほしそうなやつをパッと提示してくれるシステムを作ること』です。
とにかくめんどくさがりなので、自分に向いてるやつヨロシク!\(^o^)/って2秒くらいで完結してくれるものを自分専用に用意していこうと考えています。
どんな業種にもプログラミングのスキルが必要になる
今はエンジニアに特に必要なスキルであるプログラミングですが、将来的にはどんな職業にも必要になります。
その理由は、全ての業種にIoT機器と人工知能が使われているから。
今は企業のシステムも中央集権的なので中央での決定を人工知能に委ねているだけですが、いずれ現場単位で人工知能を使うようになります。
となると、現場でちょっとコードを変更するなんてことも普通にしていかないといけないですよね。
20年前のスキルで例えて言うならば、『EXCELとWordできます』って感覚でしょうか?そのくらいプログラミングは当たり前になるので、全ての業種で覚える必要があります。
次にどの分野、どの地域が流行になるのかは予測不能なので、地球上のどこにでも移動してどの業種もこなせるようにプログラミングのスキルは必須です。
子供に教えてあげられるから
現在、ITエンジニアが圧倒的に不足しています。そのため、2020年〜プログラミング教育が必須になってます。
すでに文科省ではこんなサイトも用意済み↓
子供に教えてほしいって言われた時に、「おとーちゃん義務教育でプログラミング習ってないし知らんわ。」ってなったらなんかカッコ悪いですよね。
こういうときにサッと教えてあげられたら子供も伸びると思うんです。あと、「親が知らんなら自分も知らなくていいじゃん」ってなります。
なので、親の方からあらかじめある程度基礎知識だけでも知っておくとスムーズに対応できるはず。
特にIoT機器等を制御できるPythonは動かすことのできるロボットキットなどもあります。めっちゃ楽しいし小学生男子釘付け!
なんとなく触れそうだったから
私のプログラミング初体験は、小学5年生の時にはじめてPCに触れた時のことでした。
当時私が使っていたのは、『BASIC』という非常にシンプルな超古代言語で、今のPythonのように便利なライブラリも無いような言語でした。
というより、インターネット環境すらなかったので、エンジニアの叔父にもらった中古PCに付属していた分厚いマニュアルを見てひたすら写経してました笑
当時のPCゲーム界は大したソフトも無く、ぶっちゃけ遊ぶだけならファミコンの方が数倍面白かったです。なので、私はテキストのみでランダム関数を使ったじゃんけんゲームや、お手製のしょぼい分岐RPGなどを作っていました。
まあ、たまたまPCでしか作れなかったので仕方なくBASICをやってたわけです。もしファミコンでコード書いてゲームが作れればファミコンで作ってたと思います。
そんな経験があったので、「今ならネットもあるし、自分でやり方調べられるんじゃね?」と軽いノリで再度やってみることにしました。
Pythonはコードをちょっと見ただけですが、なんとなくBASICと似ててやりやすそうだなと思ったので。ほとんどの高級言語は外見が似てるかもしれないけど、まあそんな感じです。
尊敬しているエンジニアの方からの推しがあったから
私は以前、「Webエンジニアとして働いてみないか?」と、尊敬しているエンジニアの方からお誘いをいただいたことがありました。
なぜですか?と私が聞いたところ、その方曰く、「君は緻密な作業に向いているんじゃないかなーと思ったから」と言われました。
単純に現場に人手が不足していたからかもしれませんが、なにかしら思うところがなければあえて私を誘うこともなかったかと思います。
その時の私は他にやりたいことがあったのでお断りさせていただいたのですが、その後、「ほんとに自分に向いてるのかな?」と自問自答することが何度かありました。
当時の私はブログを書いて生計を立てるなんて微塵にも思っていませんでしたので。まさか自分にWebや言語の知識が必要になるとは!って感じです。
ブログ=プログラミングでは決してありませんが、このブログで使われているシステムの『WordPress』にもPHPという言語が使われていて、いずれ何かの機会で体系的に学習するかもしれないなーと思ってます。
生涯学習にプログラミングは超絶向いている
時代は超長寿。もはや人生100年はあたりまえ時代に突入しました。こんな本がベストセラーになるくらいです。
私も愛読していて、今後出てくるであろう不安や生き方にクローズアップされていてなかなかにオススメ。
ざっくりいうと、「人生誰でも100年は生きるのであなたはどんな計画する?」ってな感じの本です。
私も、新しくスキルを学ぶならなんだろう??って考えたんですよね。
カンタンですぐに見についてしまうスキルはやってて面白くないし、誰でもできると価値が下がります。
ネットなどをちょっと見ると『プログラマ30歳限界説』などもあり、以前はよく討論になったりしていたみたいです。
しかし、私はこれはあくまでも、『企業等の集団に所属して働く場合』であると考えています。
つまり、旧態依然の日本の会社形態ですと、年功序列的な給与形態があり、技術のあるプログラマはより多くの人間を部下として扱える管理職クラスに異動されていくというもの。
プログラマとしての経験を活かしつつ、技術職から管理職に移行するって感じですね。
私の叔父も、過去に某コンビニエンスストアのシステム開発をする技術オタクでしたが、やはり40代頃に人事に異動していました。
つまり、旧態依然のシステムだとおっさんが年齢的にコストが高くなってしまうので、人材を効率よく回せるポジションにしましょうねってことです。
なので、年齢の縛りがあるんじゃないかなーと思ってます。
もちろん、加齢とともに新しい学習ができなくなった、という人もいます。
なので、プログラマ年齢説は、『システム』と『そもそもの向き不向き』の両方の要因があるのではないかと考えています。
『ずっと新しい物好き』で『学習意欲がある』ってタイプの人はフリーランスに転身し技術を磨いていくことで自分の好きなことをやりつつ生活の基盤も築けるはずです。
フリーランスエンジニアの平均年収は、業種や言語によってバラつきがありますが、700万円~1200万円という調査もあり、需要が加速度的に増している現在ではこれも上がりつつあります。
会社員は安定しているかもしれませんが、年収1000万円越えはなかなかありません。一方フリーランスは1000万円はおろか、2000万円クラスのPythonエンジニアもいます。希少価値のあるPythonエンジニアならではの傾向だといえるでしょう。
引用:https://fa-works.com/column/language/all-of-python-engineers
フリーランスのエンジニア超稼げるわ、、、。まあ、この先2〜3年は国内のPythonエンジニアバブルで、プレイヤーが増えるのでその後収入は落ち着いてくると思ってます。
しばらくして国内でも、「Pythonって超便利じゃん」って一般人がなってきたらいい感じに落ち着くんじゃないかなーと。
プログラミングの学習コストが下がった
以前はプログラミングを学ぶのには学校に通う必要があり、お金と場所と時間が必要でした。
私が10代の頃は学習できる場所は大学と高専と専門学校くらいしか無かったのではないかと思います。しかも授業料は100マン単位でかかり、うわっ、、高すぎ、、、。って感じでした。
しかし、近年ではPyQをはじめとしたプログラミング学習サイトが多くあり、効率よく、さほどお金もかからずに学習できるようになりました。
PyQなどは月額2,980円ですからね。まさかの飲み会1回分の料金です。正直ビビリました。とりあえずPyQで写経して初歩を身に着けましょう。
さらにこれに専門書等の書籍を購入しても安いです。1冊3,000円くらいする専門書を10冊買っても、学校通うよりは安く学習できます。
学習コストが下がったので学習者も増え、ネットで検索しただけで問題解決ができるようになってきた印象です。
エンジニアの幅が広がっている
あと、エンジニアの幅が広がっているというのも理由としてはかなり大きい比重を占めています。
例えば、
音楽×エンジニア
とか、
農業×エンジニア
とか。
昔も専門的な分野はありましたが、最近は特にIoTの技術が進むにつれてどんどんエンジニアのスキルも細分化されていっています。
それにともない、仕事の案件も増えています。
『自分の得意なジャンルで、楽しく、手数を多く、細かく稼ぐ』といったイメージでしょうか。
細分化されてニッチになっていくことで、誰か一人が総取りみたいなことは少なくってくるんじゃないかなーと思ってます。
Pythonで稼ぐ方法も記事にしているので参考にしてみてくださいね。
おっさんが楽しんでるのってなんかいいじゃん?
『おっさんが楽しんでるのっていいよね』
↑一番はやっぱりコレです。
おっさんが楽しい社会なら若者も女性も子供もみんな楽しいんじゃないかと思う。
おっさんは常に哀愁を帯びていると思われる方もいるかもしれませんが、楽しんでるおっさんの周りってなぜか楽しい若者が集まるんですよ。
だから、まずは私がおっさん初学者代表としてPythonを学んで、『楽しいぞ!』ってことを広めていきたい。
そしたらそれを学んだおっさんから更に楽しさの和が広がるのではないかと思ってます。
私は常々論理的に考えますが、それでもやはり最初の感覚を大事にしています。つまり、『これってなんか楽しいよね』って感覚を磨いてます。
おっさん連中がおっさんしか共感できない謎の機械学習のシステムを作るとか絶対面白いですよ。
以前、【2018】東京でPythonを受講できるプログラミングスクール6選で紹介したプログラミングスクールである、侍エンジニア塾でも、元ディスクユニオン店員の33歳の方がフリーランスエンジニアになってたりします。
やればできる。やらねばならぬ!
※その後まさかの、、本当に未経験からITエンジニアに転職しました!!
というわけで、みなさんPython学習楽しんでいきましょう!