私は30代未経験から半年間の学習を経て、インフラエンジニアとしてのキャリアをスタートしました。
この記事を読んでいただいている方も、IT未経験からインフラエンジニアを目指しているか、あるいはIT経験者でも運用保守や監視オペレーターからの転職を考えている人かと思います。
今回はそんな方のためにインフラエンジニアになるための具体的な学習方法を書いてみました。
監視オペレーターからのキャリアアップの学習方法
30代になるまでなんとなく監視オペレーターを続けてしまったという方が私の周りには案外多く、その後のキャリアアップとして一番有力なのがインフラエンジニアです。実際に何人も転職で年収アップしている方を見ています。
インフラエンジニアと監視オペレーターの違いがわかりにくいため、記載しておきます。
監視オペレーターとは
- サービス、システムに異常が発生した時、主に一次運用、対応、顧客連絡等をする仕事
- たいていの場合24時間365日体制でシフト勤務
監視オペレーターの業務内容
- サービス、システムの監視、二次運用への連携等
- アラート発生時、障害時によく使うLinuxコマンド等を使用
インフラエンジニアとは
- 一次運用(監視オペレーター )から連絡を受け、調査結果を顧客へ報告する
- 顧客との調整、システム設計、構築、自動化等の運用改善、メンテナンス運用保守等
インフラエンジニアの業務内容
- 見積もり~設計、提案等、基本的に幅広い
- 日中の時間帯がメインの業務時間。障害時は深夜対応がある場合も
資格を持っていない人はLPICかCCNAを学習する
監視オペレーターは資格保持者が比較的少ないです。
インフラエンジニアへ転身する場合、LPICかCCNAを取得しておくと転職時に有利になります。
IaC -> インフラのコード化の学習をする
最近の現場ではインフラエンジニアもインフラのコード化(Infrastracture as code)のスキルが当たり前になってきています。
あらかじめコード化の実践、Gitへ成果を残して転職に望むとかなり有利な転職ができます。
私が転職前に実際にやったことですが、具体的には以下のような内容になります。
- AWSでCloudFormationを使用してのコード化を学習
- TerraformでAWSと各種SaaSのコード化を学習
30代IT未経験者がインフラエンジニアになるための学習方法
監視オペレーターや、IT経験が一切無い方向けの学習方法について。
基本的には、監視オペレーターができることは覚えておく必要があります。
その上で、インフラシステムの設計構築に力を入れて学習をしてから転職に望むのがベストです。
未経験の方向けに、インフラエンジニアになるための網羅した内容を記事にしていますので、参考にしてください。