こんにちは。現役ITエンジニアのヒラノです。
エンジニア転職って求人倍率もすごいし、学歴も無関係で年収は青天井、そんなイメージありますよね。
実際に私の周りのフリーランスエンジニアは稼いでいる人が多いです。
私は38歳でインフラエンジニアに転職をしました。
それまではWebサイト更新やECサイトで物を売ったりと、一応IT関連ではありましたが、ちょっとHTMLを編集したり、主に商品の選定や買付、サイトへの登録などのみでした。
当然、サーバの知識ゼロ、WindowsサーバもLinuxサーバも全く触ったことがなく、コマンドなど一切わからないレベル。
そんな私ですが、38歳という年齢から、エンジニア職未経験でインフラエンジニアに転職することができました。
インフラエンジニア、3つの必須ポイント
インフラエンジニアになるための3つのポイントを説明します。
1. ITの基礎知識
2. AWS、Linux
3. 資格
まず、ITの基礎知識です。
最低限の言葉の意味がわかるように、ITの基礎知識は身につけておく必要があります。
実際に資格を取得しなくてもいいですが、ITパスポートが入門編で、広く浅く知識を取り入れることができるのでオススメ。
2つめに、Linux、AWSです。
未経験の場合は、まず広く使われている技術を覚える必要があります。
マニアックな技術はそもそも求人数が少ないため、未経験としてスタートを切るのが難しいです。
基礎的なサーバ知識としてLinux、あと、爆発的にシェアを伸ばしていて、世界的に見ても高単価AWSが触れると間違いないです。
つまり、AWSでLinuxサーバを触る、というのが最短ルートです。
3つめに、資格です。
資格未経験のうちは技術を保証するものが何一つありません。未経験なので。
そのため、まずスキル証明のための資格を取得しておく、というのが近道になります。
LinuxであればLPIC、AWSであればSAAです。
特にAWS系の資格は取得している人がまだ少ないため、頭一個出ることができます。
未経験エンジニアの学習期間は?
私の場合、学習期間180日でした。
その間、特に重要視されていた、インフラのコード化を学びました。
手動で運用してもいいのですが、現在最も推奨されているのがコード化になります。
独学でもかまいませんが、このあたりは難しい領域になるので、私はレイズテックというオンラインスクールで学びました。質問し放題なのでめっちゃオススメです。
また、資格はAWSの基本資格であるSAAとSOAを取得済みの状態で転職活動をしていました。
学習後の転職方法は大きく分けて3つ
いざ転職となると、正社員はどうやって探せばいいのか、またどのエージェントを使えばいいのか、いろいろと考える事が多くて大変です。
30代〜アラフォー未経験の場合、エンジニア転職は大きく分けて以下の3つがあります。
・SES社員
・正社員
・派遣社員
SES
1つめはSES。
Googleやツイッターで検索するだけですぐに「SES = ブラック」と出て来るかと思います。
今ではホワイト企業でフリーランスで年収1,000万円みたいな人も、SESからこの世界に入った人って案外多いと思います。
ここ10数年の評判から、人売りのような悪いイメージがついてしまっていますが、最近は企業側も雇われる側もWin WinになるホワイトSESを売りにした企業が出てきています。
最も入りやすいのがSESで、またものすごく仕事が出来て稼ぎまくっている人も実はいたりして、人材の幅がかなり広いのが特徴です。
正社員
多分、世の中的に一番人気かつメジャーな働き方が正社員でしょう。
ここでいう正社員というのは、いわゆる受託がメインであるSIer(CIer)、Web系自社開発企業が主な就職先です。
一般的には正社員にならないとすぐ切られるからNG的なイメージがあると思いますが、エンジニアに関してはそうではありません。
なぜかというと、ITエンジニアの場合は、求人数が非常に多いため、正社員にすがりつく必要がないからです。
絶対に正社員で、というこだわりがある方以外は、他の働き方から入るのが良いかと思います。
派遣社員
エンジニア職を経験したことがない場合、SESは知らないと思いますので、一般的には派遣が最もイメージが悪いかと思います。
しかし、実は未経験エンジニア市場で最も穴場である働き方が派遣社員です。
関東でエンジニア派遣の紹介登録をしていると、高いスキルが必要ない求人内容でも、時給1,800〜2,000円とか普通に来ます。
1年程度経験があれば2,500円、さらにクラウドの経験があれば3,000円以上の求人もざらにあります。
派遣といえば、メジャー所で巨大な派遣会社がたくさんありますが、エンジニア職を狙う場合、個人的にオススメしたいのは、Pe-BANKのような、古くからやっているフリーランスエージェント企業の派遣です。
出来るフリーランスエンジニアを長期的に扱うのは営業さんとしても非常に難しいです。
彼らはいわゆる「つよつよエンジニア」としてめちゃくちゃ仕事ができるので、ちょっとでも条件が悪かったり扱いが悪いとすぐに他に移ってしまうからです。
は、単価中のエンジニアの取り分が私の知る限りでは一番多いんですよね。海千山千のフリーランス達を擁しつつ、この業界では一番の老舗なので安心できます。
いかがでしたでしょうか。
30代でも、未経験からインフラエンジニアになることはできます。これからエンジニアを目指すために下調べ中のも、今勉強中の方も、参考となりましたら嬉しいです。
良いエンジニアライフをお過ごし下さい。